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無数の(?)“スピルバーグ印”映画が溢れ返っていた頃の一本、ですけれども、久しぶりに観て、アレ、こんなに面白かったっけ、と(笑)。製作から20年も経って、最早あんまし話題にも上らなくなった今こそ、素直に楽しめてしまう。単に私のセンスが20年遅れなだけかも知れないけど。『ミクロの決死圏』なる作品がある以上、「小さくなって人体に入る」なんてことは珍しくもない。だから、そのプロセスは何の説明も無く、アッサリ描かれ、あとはとにかくドタバタを徹底。ミクロ化した主人公なんぞ、ほとんどそっちのけのドタバタ、このケーハクさが、20年経った今、何とも心に沁み入りますなァ。この映画の教訓(?)と言いますと、もし、知り合いで最近言動のおかしいヒトがいたら、ああ、あのヒトの中にはミクロ化したオッサンが入ってて、内部でイタズラされてるんだろうなあ、と疑ってみる必要があるという事ですね。え?オマエが一番あやしい、ですと?
【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-08-14 15:26:47)(笑:1票)
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