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サーフィンのシーンの迫力、これはもう奇跡というか、殿堂入りというか。ただし、「たまたまうまく撮れちゃった映像を並べてみました」という感じもしますが(良くも悪くも、作りものではないホンモノ、という感じ)。まとまったストーリーらしいものは無く、ただ、波が来れば集まってくる男たち。波はまたやって来るけれど、時代は流れていく。時代の流れとともに、多くのものが変わっていくその中で、変わらないものがあることの素晴らしさ(海岸の“門”が象徴的)、という訳ですね。「乱痴気騒ぎ」以外にももう少し印象的なエピソードが準備されていてもよかったのかな、という気もしますが・・・。ジョン・ミリアス作品でありながら、受け止めようによっては厭戦的なテイストの漂う部分もあるのですが、それでもしっかりと、ヒッピーを不快感をこめて描いているあたりは、さすがかな、と。
【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-01 09:40:35)
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