| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 この主演のお兄さんって、『トムとトーマス』のあの少年だったんですね。そりゃ気づかんぜ。そんでもって、『GODZILLA』。この変わりよう、もう誰も信用できん(笑)。
本作にも『キングスマン』にも言えることだろうけど、主人公の「自意識」ってのが強く有って、でもそれをイジイジダラダラと描くのではなく、ぶっ飛んだ劇画の世界の中に、それをハメ込んでサラリと見せてくれる。本作の場合、オタクな主人公とそれを強調するオタク友人、一方では絵に描いたような美少女がいて、その友人もやたらに美少女で。はたまた現実離れしたスーパーヒーローが登場したかと思えば、それも将来の美少女候補だったりする。もうこの時点で、観てる我々も自虐的にならざるを得ません、ハイ。 劣等感は誰しもあるだろう、だけどだからと言って、いつまでも傍観者でいる訳にはいかない。バカバカしくって、説教臭く無くって、そして感動的な、成長物語。 ニコラス・ケイジの最期のシーン、映画史に残る、いや、何とか残したい、名場面ですな。しかし映画はそこで終わらず、むしろそこからすさまじい加速を見せる。いや、お見事。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-07-11 12:14:18)
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
|