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カフェで語らう男と女が突然乱闘を始めたら、映画観てるヤツらはさぞかしビックリすることだろう、ってな感じの冒頭シーンに、それなりにイヤな予感はするのですが、おかげで逆に、その後の展開に過剰な期待を抱かなくて済むというのがありがたい(笑)。
主人公の女性スパイが、人質救出作戦に関わったことを発端に、故無くして逆に追われる身となるわけですが、なにせ主人公が強すぎるもんで、まったく危機を感じさせません。ダメ有名俳優が何人かかっても、彼女に勝てるワケがなし。なぜ彼女が敵に襲われ、なぜ追われる身となったのか、ってなナゾがナゾであるほど、映画が面白くなるんだろうけれど、「こりゃたぶん、大したナゾじゃないよなー」とナゾへの関心すらも失せてしまうくらい強いってのも考えもの。もっとも、映画の作り自体も、エピソードをバラバラに配置して、何の期待も感じさせない構成になってますので、ただただ、彼女の華麗な格闘を楽しめばよろしいかと。 地上にいる追跡者が彼女を見失った、その上をビルからビルへひょいと飛び越えてみせるスタント。こういうのはシビレますね。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2019-01-27 09:03:24)
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