ダイヤモンドの犬たち の 鱗歌 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > タ行
 > ダイヤモンドの犬たち
 > 鱗歌さんのレビュー
ダイヤモンドの犬たち の 鱗歌 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ダイヤモンドの犬たち
製作国アイルランド,スイス,
上映時間101分
劇場公開日 1976-09-04
ジャンルアクション
レビュー情報
まずは冒頭から、たまらなくご機嫌なノリのよい音楽に、眼下に広がる砂丘。ワイルドでチープで楽しい70年代世界が待ち受けている、という期待が、高まるばかりです。さてここは、砂漠のど真ん中にある、ダイヤモンド会社(いや、ええと、たぶん砂漠のど真ん中だと思うのですが、町からココまであっという間に辿り着くかのような描写もあって、でもたぶん砂漠のど真ん中です、ハイ)。様々な防御線が引かれ、鉄壁の守りなのだけど、その会社の金庫に眠るダイヤの山を狙う、アヤシゲな一味が接近しつつあるらしい。で、(ここが、考えるとよくワカランけど、考えなければ楽しい本作のポイントなのだけれど)会社を警備するピーター・フォンダが、一味をあぶり出すために、自ら会社のダイヤを盗み出す極秘囮作戦に抜擢される。うん、よくワカリマセンね。この囮作戦、一部の者しか知らないため、彼は本当にダイヤを盗み出したと疑われる。さらには例の一味がやってきて。さあここからがワイルドでチープで意外な展開。ダイヤを狙う一味のメンバーには、クリストファー・リーやらOJシンプソンやらがいて、キャラ立ちしているといいますか、それぞれが存在感を示し、物語に厚みを加えます。一方のダイヤ会社の警備を取り仕切るは、さらに存在感示しまくりのテリー・サヴァラス。一応、善悪で言えば善の側なのだけど、どうみてもこのヒトが一番ワルそうなのです。そしていよいよ、砂漠を舞台にしたダイヤの争奪戦へ、まさにワイルドでチープなアクションのつるべ打ち(空撮によるアクションが実に小気味よい)。防御線を突破する際の「走り幅跳び」は正直カッコ悪かったけどね。さて、DVDにはよく特典映像ってのがあって、大抵は見ないで済ましちゃうのですが、本作はたまたま見ちゃったのが、大正解でした。笑撃の“別バーションエンディング”があなたをお待ちしています。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-15 14:40:39)
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-04-13ノー・セインツ 報復の果て8レビュー6.50点
2025-04-12打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)3レビュー3.90点
2025-04-12ヤング・ブラッド5レビュー5.72点
2025-04-06名探偵コナン 天国へのカウントダウン6レビュー6.12点
2025-04-06ネゴシエーター7レビュー4.82点
2025-04-05SISU/シス 不死身の男7レビュー6.11点
2025-04-05インフィニット 無限の記憶6レビュー5.80点
2025-03-30食人族7レビュー3.07点
2025-03-30マキシマム・ソルジャー8レビュー6.66点
2025-03-29名探偵コナン 瞳の中の暗殺者5レビュー5.96点
ダイヤモンドの犬たちのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS