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動物園から逃げ出した動物たちが人間に襲い掛かるパニック映画、ってなコトなんでしょうけど、まーあんまし「襲われてる感」ってのはありません。作品中でいちばん印象に残るシーンというと、冒頭、猛獣のエサとして登場する、ウシか何かの生首でして。かなりインパクトあります。ギョッとします。これを超えるシーンは本編には登場しません、ハイ。
という訳で、肝心のパニックシーンは、調教された動物たちでもって和やかに撮られておりますが(ゾウさん頑張れ~もっと演技しろ~)、夜の街にチーターを走らせてみせたのは、これは比較的頑張ってたかな、と。 緊迫感の無さは、主人公のツラ構えにも表れていて、一体どこからこんなサエない俳優を見つけてきたのか。有名人だったらゴメン。 ラストのオチは、これ、手塚治虫の某短編作品みたいですね(アチラのネタバレになるのでタイトルは省略しますが)。アチラの方が数段、効果的ですけれども。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-30 02:15:22)
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