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転生、がテーマですね。人類の中に、前世の記憶を持って生まれ変わりを続ける連中がいて、2大勢力同士が戦っている、という。
ところで超常現象ネタとしてこのリインカネーションってヤツが話題になったりするのですが、地球人としての前世記憶はあっても、宇宙人としての前世記憶の持ち主がいなかったとしたら、宇宙人の存在を否定することになるような気もするが、超常現象ビリーバーとしてはOKなんだろうか?(とか言ってると、自称“元”宇宙人がそのうちワンサカ出てきそうな気もするけど)。 それはともかく、転生をくりかえす一族(?)の一人である主人公、演ずるはマーク・ウォールバーグ。この筋肉男、「何やら過去を後悔しているようだけど、実際は中身空っぽで全然後悔なんぞしていないようにも見え、しかしそういう人ほど意外に後悔を抱えてたりするのでは」ってな事を感じさせる雰囲気がありますよね。そうでもない? とにかく、何となくそれに類する感じがするのが、この人の魅力。 そしてもちろん、アクション俳優としてちゃんと「動ける」魅力・・・という点で言うと、この作品ではもう少しガンバって欲しかった気もするけれど、メンタル面で不安を抱えた役どころでもあり、アクション一辺倒という訳でもなく。 日本刀での殺陣あり、カーチェイスあり、飛行機内の無重力チックな格闘あり、SFとしての自由さを活用したごった煮的なアクションが散りばめられた作品にはなっていて、マーク・ウォールバーグ云々よりもむしろ、アントワーン・フークアがこういうのを撮りたかったりするんだなあ、と。 輪廻転生がテーマとして取り上げられているもんで、断片的な記憶、と思しき映像が登場し、それが後々、焦点を結んでいく展開が(それなりに)面白い。正直、ゴチャついた印象もあるのですが、ゴチャついた内容をゴチャつかせて描き切るのも、意欲的と言えば意欲的。意外性もある。 だけど結局、作品全体の印象としてはもう一つ弱く、同じく輪廻を取り上げた『リトル・ブッダ』なんかの余韻を思うと、いくらこちらがSFアクションでアプローチが異なるとは言え、この余韻の無さ、味気なさは、ちょっと奇跡的。。。この作品を「無限に記憶」しておくことは、ちと難しい。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 6点(2025-04-05 04:37:24)★《新規》★
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