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これも日本ミニチュア特撮映画草分けの一本、なんでしょうが、子供の頃に観たので事前に何の知識もありゃしない。山崩れとともにロボット怪獣が現れ、コイツが暴れる怪獣映画かと思いきや、橋にバクダンしかけて、早々にやっつけちゃう。これが衝撃的でした。テレビのヒーロー物と違って、超人的ヒーローは助けに来てくれず、人間が直接、怪獣を倒す、この事に随分興奮したものです。しかも真の敵は高度な科学を誇る宇宙人。強い! しかしその後がどうも。宇宙人の基地からの怪光線に立ち向かうため、「怪光線を跳ね返す兵器」なんてのが登場(名前忘れた)、子供心にも「何だか都合いいなあ」と。まあ、この兵器では結局倒せないんですけども、さらに進んでクライマックス、今度は妙に人間臭い話になってしまい、う~む、正面からのガチンコ勝負を期待していたのにやや空振りか。とは言え、やっぱりワクワクさせられた映画には違いないし、今観たら別の楽しみ方ができるんじゃないかな、という気も。
【鱗歌】さん 7点(2004-02-08 00:28:28)
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