骨までしゃぶる の すぺるま さんのクチコミ・感想

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骨までしゃぶる の すぺるま さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 骨までしゃぶる
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1966-06-12
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 あのぼろぼろのチラシが捲られる瞬間に涙ぐむ。
それは書いてある内容とはまったく関係なく、
あの紙きれ一枚の存在、しかもそのぼろぼろさに泣かされる。
そのぼろぼろさというのは、姉さんとか他の女郎たちの思いだからだ。

やはり、加藤泰といえば橋のひとだけども、
そう簡単に渡れる橋など加藤泰の映画には存在していないわけで、
この映画でも、雨の中、橋を渡れず連れ戻される女郎もいる。
しかし、最後、お絹は、晴れた日に橋を悠々と小走りで渡っていくわけで、
それはやはり、お絹が自分自身で仕合せをつかみ取った証なんだなと牜nああ、またそこが泣けてくるわけで、もうしょうがない。
すぺるまさん [映画館(邦画)] 9点(2013-05-07 00:00:51)
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