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《ネタバレ》 自分もこの島に行ってみたいなあ~と思うくらい魅力的な映画でした。ドラゴンと殺し合うのはやっぱり勘弁ですけどね。ファンタジーではあるけれど、現実の世界でも十分教訓になる物語だったと思います。キャラクターも皆魅力的で、特にマッチョな父親が息子を突き放しておきながら、辛そうな表情をみせる瞬間はハッとさせられました。脚本もよくできていて、映画ファンが嫌う説明セリフを、違和感なく受け止められるよう工夫されています。ヒックとトゥースが友情を深めていく過程を描きながら、ドラゴンの習性を学び、訓練でも活躍。そして空を飛ぶリハビリも進めていくという、一度の展開で二つも三つも意味が込められていて、なかなかよく出来てますね。飛翔シーンも理屈抜きで爽快感たっぷり。最後の悪役については、あくあで象徴として悪役であって、都合の悪いものをすべて押し付けたようなご都合キャラではないと思っています(「ラプンツェル」に登場する母親も、個人的には同じだと思ってます)。最後のペット発言には「ギョ」っとしましたけどね。この辺は続編のテーマになったりするのかな?今から楽しみです。
【ゆうろう】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2013-07-24 11:03:14)(良:1票)
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