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《ネタバレ》 反戦映画でありながら、キッチリ娯楽作としても楽しめる(?)映画になっていて凄い。日本でこんな戦争映画作れるだろうか。境界線を巡って南北の両軍が一つの山を奪っては奪い返され、奪っては奪い返されを延々繰り返している戦場が舞台。シチュエーション設定だけで「面白そう」と思って見てみたけれど、そこから発展する物語やキャラクターもことごとく魅力的。こりゃもう降参だわい。次から次へと襲いかかる困難に、もうゲッソリ。「生きて帰れると思ったのか?」と言われた時には、観てるこっちが「はい、思ってました・・・」と言いそうになるほど。全編見終わった後に冒頭部分をもう一度見直してみると、物語の重要な要素が1カット目から盛り込まれていて、そういうところも巧いなあ・・・と溜め息がでた。完敗。
【ゆうろう】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-06-01 19:15:54)
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