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実際のヴェロニカ・レイクの作品は初めて観ましたけど、当時のファム・ファタールを代表する方だったとか。そんなクール・ビューティが演じるのは、自分を封じ込めた男の子孫を復讐の為にたぶらかそうとする、イメージ通りのファム・ファタールな魔女。しかし男に飲ませようとした惚れ薬を自分で飲んでしまい、中盤からは一転、敵の子孫に恋してしまう可愛い魔女に変身。ルネ・クレールの狙いは、イメージとは正反対のヴェロニカの純情演技そのものにあったんだと思う。私は彼女のイメージを知らないので、この映画の真の面白さを理解できなかったかもしれませんが、ヴェロニカ・レイクは充分チャーミング。そして映画自体も、オーソドックスながら現在でも充分通用する特撮コメディだと思います。そういうことで、6点献上。
【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-02 00:01:02)
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