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一躍、2005年度の私的No.1候補に躍り出た、右も左も、同盟国も悪の枢軸国も、「スター・ウォーズ」も「パール・ハーバー」も、クソも味噌も一緒くたに斬り刻む、18禁の仁義なきパロディ人形劇。アメリカという国の凄さは、映画製作に何百億円もかけられる経済規模でも、不可能の無い映像を生み出す技術力でもなく、こーゆー作品がメジャー会社で平気で製作されて、不快に思う人がかなり沢山いる筈なのに、それが平気で許容されてしまう懐の深さにある。イデオロギーや宗教に毒されてない分、我々日本人の方がニュートラルな気持ちで本作を笑い飛ばせると思います。18禁にして放送禁止用語をバシバシ使った字幕を入れた配給会社も、珍しく気が利いてました。因みに、リアル・イレイザーヘッドこと金正日のファンの方は、エンド・ロールの最後の最後にもう一曲、哀愁を帯びた将軍様の歌声を聴けるので、決して席は立たない様に。という訳で、ファッキン’8点献上。
【sayzin】さん [試写会(字幕)] 8点(2005-07-23 00:10:31)
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