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出がらしの紅茶みたいに薄い映画です。まず邦題が酷い。この「私」ってのは一体どこの誰? もしかしてリンダ・フィオレンティーナのこと? でも彼女、ほとんど物語に関わってこないばかりか、劇中では「私達」の扱いなんですけど…。そしてストーリーが緩い。こういうのは「粋」とは言わないし、未だに学生運動時代を忘れられず、その延長で強盗になったなんて理屈は誰にも通用しない。犯罪自体も「華麗なテクニック」や「知能犯」と言うには程遠く、ケビン・スペイシーからはカリスマ性も感じられない。ところでコリン・ファレルって、この直後にブレイクしたんですねぇ…、4点献上。
【sayzin】さん [地上波(字幕)] 4点(2006-05-08 00:02:22)
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