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この邦題って直訳なんですね。この諺は万国共通なんでしょうか? てなことは置いといて、この示唆に富んだタイトルを冠した本作には脚本の非凡さと、それを「そのまま」、しかも巧みに映画にしたフランソワ・オゾンのセンスを感じました。最初は怪しい雰囲気のゲイの話、続いて普通の倦怠期夫婦と同じ様なゲイ・カップルの話、ゲイに飽きてきた所で無邪気な男女恋愛の話、そして最後は、揃いも揃った全性別に渡る馬鹿共の話になる。「焼け石に水」ってのはレオポルドに対してじゃなくて、他の三人のことじゃないですか? 言い換えれば「馬鹿は死ななきゃ直らない」ってヤツ。ラスト・シーンがそれを象徴してます。私も一瞬彼らは囚われたのだと思ったんですけど、そうじゃなくて、彼らは自ら留まっているのです、6点献上。
【sayzin】さん 6点(2004-09-14 23:16:54)
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