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裁判員制度に関する法案が着々と推進されている現在の日本に於いては、他人事とは思えない内容です。十分な論議もされないまま(ま、これまでの国会で十分な論議がなされた例など知りませんが…)裁判員制度が施行され、真実を巡る裁判から逸脱し、本作の様な裁判員に選ばれた一般市民一人一人への個人的アプローチが罷り通る様になると思うと怖い感じもします。「またアメリカの裁判モノか…」程度の期待しかなかったこともあって、陪審員制度の盲点を突いた(これまでの米法廷モノと一線を画す)内容と、弁護士が主役じゃない(なのに、何故ダスティン・ホフマン?)ということもあり、個人的にはかなり面白く観る事ができました。ただ、ジーン・ハックマンのこーゆー役にはいい加減飽きてきてるんですけど…。7点献上。
【sayzin】さん 7点(2004-05-05 00:06:05)
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