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ピカソとの関係の中で唯一正気を保ち続けたフランソワーズ・ジローの視点で描かれる、俗人パブロ・ピカソ。ピカソは生き様そのものがサディスティックだったので、彼の関係者は男女問わずマゾヒスティックになってしまう。ピカソに隷属することで得られる悦びは至上のもの。最後の愛人で最後の妻・ジャクリーヌ・ロックはピカソを「閣下」とまで呼ぶ(ほとんど「女王様とお呼び!」ってのと変わりません)。しかし、見るからにSタイプのナターシャ・マケルホーン演じるフランソワーズはMになれなかった。これはタイトル通り、飛行機事故生還者の手記に近いものがあります、6点献上。
【sayzin】さん 6点(2004-10-05 00:15:47)
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