ロスト・アイズ の りりらっち さんのクチコミ・感想

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ロスト・アイズ の りりらっち さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ロスト・アイズ
製作国スペイン
上映時間112分
劇場公開日 2011-06-18
ジャンルホラー,サスペンス
レビュー情報
《ネタバレ》 悪くないですよ~。OPの姉の首吊りシーンはなかなかショッキング。で、ギレルモ監督なんで、「もしやオカルト?犯人は霊がらみか?!」と思ちゃったのですが、それが作り手の狙いだったのでしょうか。
でも早い段階で犯人は実在の人物だとわかっちゃいます。なのでその後の見せ方は、かな~りマンネリでくどく感じました…途中で飽きちゃう人も多いかも。日本と違って、スペイン映画では、こーゆう場面をネチッこいほど映した方が人気が出るんでしょうか。
まあ何をどれだけ面白いと感じるかどうかは千差万別、観客側の勝手な好みですが、この作品は、失明の恐怖にどれだけ感情移入できるかで主役に感情移入できるかどうかが決まり、それによって恐怖をどれだけ感じられるかが決まってくる映画ですね。
そーゆうのを別にしても、刻一刻と視野の暗転が進んでゆく失明の恐怖を丁寧に描写してあって、なかなかサスペンスフルな見せ方です。
かんじんの犯人ですが‥本当はどーでもいいって感じに作ってあるなぁ。かろうじて「存在感がなく誰にも見えない男」って視力繋がりで描写してありますが、そんなに存在感がない犯人ではなかった‥言ってみれば大人しい普通の人?外見も意外性はなし。その辺りは、ギレルモ監督が描きたい所ではなかったんでしょうねぇ。監督、正直すぎ。
ギレルモ監督の他の映画でも思うのですが、彼は愛を信じる人なんですねぇ。ラストシーン、夫のセリフ通りに「きみ(フリア)の瞳に宇宙が見える」、そして彼女は鏡の中の自分の瞳を覗きこむ、彼女の瞳が大写しになり宇宙へ繋がり、そしてタイトル「LOS OJOS DE JULIA(JULIA’S EYES)」がバーン!と出て、終わり。あああ、監督のしてやったりの笑顔が目に見えるようだ!でもちょっとやりすぎ(笑)
いろいろ凝った部分と手ヌキの部分がまぜこぜで、それなりに面白くはあるけどクオリティ的にはそんなに高くない映画でした。
りりらっちさん [DVD(字幕)] 4点(2016-04-18 21:07:28)
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投稿日付邦題コメント平均点
2023-08-07TUBE チューブ 死の脱出(2020)5レビュー5.00点
2022-07-05モルグ 死霊病棟3レビュー4.25点
2022-03-19ハロウィン(2018)4レビュー5.22点
2020-07-18アフターショック6レビュー6.71点
2020-07-03昼顔(2017)5レビュー5.54点
2020-07-0310 クローバーフィールド・レーン6レビュー6.55点
2020-07-03Dear Friends ディア フレンズ4レビュー3.54点
2020-06-29Virginia/ヴァージニア(2011)5レビュー4.57点
2020-06-29リグレッション4レビュー5.00点
2020-06-29アス4レビュー5.56点
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