パッション・ベアトリス の 彦馬 さんのクチコミ・感想

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パッション・ベアトリス の 彦馬 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パッション・ベアトリス
製作国,
上映時間131分
ジャンルドラマ,歴史もの
レビュー情報
「田舎の日曜日」「ラウンド・ミッドナイト」と斜陽な人物を見事な深みを持った演出で描いたベルトラン・タヴェルニエ監督の次なる作品がこの「パッション・ベアトリス」。今回は中世フランスを舞台に父娘の倒錯した愛憎を、キリスト教を背景に人工的照明をまったくもって排除したかのような、暗い画面にのせて描いてきます。屋内シーンは微かに射し込む光がようやく人物の輪郭を浮かび上がらせるほど本当に暗~い・・・です。そしてキリスト教的宗教観を持ち合わせていないと、正直わかりづら~い・・・です。中世ヨーロッパ、といった雰囲気は表われすぎるほどに表われているのですが、歴史感覚、宗教感覚、美醜感覚、それらが試されるような作品で、魂を揺さぶられなかった当方としては、まだまだ修行の足りなさを痛感した映画でありました。
彦馬さん 6点(2004-11-10 22:13:28)
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投稿日付邦題コメント平均点
2007-02-17Gガール/破壊的な彼女6レビュー5.71点
幸せのちから8レビュー5.51点
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