鬼が来た! の 亜流派 十五郎 さんのクチコミ・感想

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鬼が来た! の 亜流派 十五郎 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 鬼が来た!
製作国
上映時間140分
劇場公開日 2002-04-27
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
鬼というのは誰が鬼かではなく全ての人間の持つ鬼の部分を言いたいのではないでしょうか。日本軍が残忍なのではなく、たまたま軍人が日本兵であっただけであり、立場が変われば彼らも同じなのであり、残忍なのは軍隊であり、戦争なのです。花屋自身も武士でもなんでもなく彼らと同じ百姓なのであり、心を通わせつかの間の幸せを味わう。が百姓たちと絶対的に違うのは花屋がすでに軍人として人を殺して鬼になったことがあること。百姓たちが鬼になり花屋を殺していれば、あの村に悲劇は起きなかったかもしれない。首を切る鬼、首を切られる鬼よりも恐ろしいのはその光景をただ眺めている鬼どもである。
亜流派 十五郎さん 10点(2004-02-18 23:51:36)
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