火垂るの墓(1988) の WEB職人 さんのクチコミ・感想

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火垂るの墓(1988) の WEB職人 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 火垂るの墓(1988)
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1988-04-16
ジャンルドラマ,戦争もの,アニメ,小説の映画化
レビュー情報
幼い子供が死んでいくお話には涙を抑えることが出来ない。確かに清太のとった行動は正しかったとは言えないが、この戦争が終わって将校である父が帰って来さえすればまた元の幸せな暮らしに戻れるんだという信念が疎開先のおばさんに迎合するのを拒んだのだと思う。子供らしく天真爛漫に振る舞う数々の描写、兄に全信頼を寄せて疑うことのない節子が徐々に弱っていく姿に、次第に観ている自分が清太と重なり責任を感じていく。何とかしなければの思い。でももう助けてやれない。ごめんよ、節子ごめんよ。死んだ後、防空壕の前で戯れる節子の残像と亡き骸を荼毘に付す清太に涙は止め処なく溢れる。反戦映画と言うよりも戦時中に起こった不幸な兄妹の話として感動です。
WEB職人さん [地上波(字幕)] 8点(2005-08-14 09:41:02)(良:3票)
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投稿日付邦題コメント平均点
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