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この時代の宇宙船ってアダムスキが撮影したと主張したUFOの形を踏襲したものが多いですね。「宇宙戦争」がむしろ例外で、この映画以外でも「地球の静止する日」とか「宇宙水爆戦」とかどれもノッペリした円盤形で、「インディペンデンスデイ」のものみたいにごちゃごちゃしていません。最近のでは「マーズアタック」がパロディですからこの古典的な意匠を採用しています。撮影したと主張するからには意匠権などは主張できなかったのでしょうね。万事を記録するシステムが大きな移動する装置で放電するところとか、クラークの小説「太陽系最後の日」での描写にもあるけれど、当時は電子技術は真空管が支えていて、半導体時代の到来が予測さえされていなかったことが背景にあります。女性の立場や地位についても、それから10年ちょっとで変わっているのですからそれを考えるとこのSF映画は結構しっかりやっていると言えます。
【たいほう】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-25 01:21:11)(良:1票)
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