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《ネタバレ》 正月映画として封切り直後に観ました。ゴジラの逆襲が少し期待はずれだったのだけれど、カラー作品のこの映画の出来は当時の「宇宙戦争」や「禁断の惑星」に十分に対抗できるレベルの高いものでした。その後の東宝の特撮映画に比較しても群を抜いています。ドームを囲む自衛隊の兵士が、戦闘ロケットの出現を前に「静かな戦争だ」と感慨深くつぶやくのが印象的でした。しかしその戦闘ロケットの尻から煙を吐くチープなこと。それに比較すると徐々に壊されるのですがマーカライト・ファープ(これは毛唐の発明)の芸術的な美しさは印象的でした。最後の進歩した科学技術に憧れてミステリアン側に参加していた科学者の反乱と言う筋書きは当時に雑誌「少年」に連載されていた小松崎茂の絵物語「第二の地球」からのパクリであることを指摘しておきます。
【たいほう】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-09-26 00:05:21)
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