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《ネタバレ》 時代考証から人物の掘り下げまで出鱈目。女優陣はともかく、俳優陣はこれだけミスキャストを重ねるとマンガもよいとこです。特に織田信長役の松形弘樹。この人はどんな役をやっても、やくざの親分にしか見えません。「蒼き狼」の時もそうでしたが、いくら近衛十四郎の息子だからって、あの臭い演技で俳優を続けているのが不思議です。それから、家康役の中村しどうと本多正信役の松重さんの軽いこと。中村君、わざと敵役の演技を作ってますけど、あんたはそのまま素でやればいいのよ。それから、当時家康は70歳。そのこと、わかってやってます。それから真田幸村。あんなに若いとおかしいでしょう。秀頼と淀が家康と戦場で会見を開いたり、将軍の御台所が落城前夜に敵の城に乗り込んだり、とんだもナイシーンが続くもんだから、眠気もうせて最後まで見てしまいました。揚げ足を取り出したら、尽きないからこのくらいにしておくけどこの監督は何を考えてこの映画を作ったんだろう。主演が宝塚出身なんだから、ミュージカル仕立てにでもすればよかったのに、やくざ映画になってしまいましたね。久し振りに、書きガイのアル映画をみせてもらいました。0点にしなかったのは、織田信長の出番が短かったからです。
【ジブラルタの星】さん [レーザーディスク(邦画)] 2点(2008-10-19 15:10:50)
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