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《ネタバレ》 世界的に有名な原作のオリジナル続編ってどうなんだろう?と思いましたが、バートンだけあって美術は素晴らしかったし雰囲気は抜群だった。アリスを演じたミア・ワシコウスカは少女っぽさを残し、大人にもなりきれていない微妙なお年頃のアリスにぴったり。非道ながらも悲哀のある赤の女王、白いのに腹黒さを感じる白の女王(あの身のこなしは高貴で可憐さなどなんだろうけど、プロレスの武藤のラブ・ポーズを思い起こさせたなぁ。観ながら武藤バージョンの白の女王を想像したら笑ったけど。)、神出鬼没のチェシャ猫、イケイケのヤマネなど主役から脇までキャラは魅力的だった。 ただ思ったよりストーリーやキャラに毒がなく、デップが演じたマッドハッターもデップらしい挙動を見せるので悪くはないけど、もっと弾けてブっ飛んだキャラを期待してたのでイマイチ。最後のダンスはおそらくマイケル・ジャクソンへのレクイエムだと思うが、唐突すぎとセンスの無さで覚めたのも残念。幼年時のアリスを記憶として見せられてしまったので、そっちの方も観たくなりましたね。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-20 21:41:10)
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