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原作未読。モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの処女作でブライアン・デ・パルマが監督し後の多くの作品にかなりの影響を与えたと思われる『キャリー』。狂信的な母親に抑えつけられた卑屈で気弱ないじめられっ子キャリーが、普通の子になろうとする切ない青春を描いた名作ですが、それがリメイクと聞いた時は、ここ最近の大外れリメイクの数々を考えると全く期待は持てませんでした。でも主演にクロエ・グレース・モレッツ、母親にジュリアン・ムーアと期待値の上がる面子でしたし、予告編が良く出来ていたので楽しみにしてました。リメイク版はオリジナルを補っている部分もあり悪くはないと思います。まぁ元の設定が上手いしオリジナルも傑作だったし、なぞっていけば酷くなる事もないってコトかな。ただ、美人だけどいかにも抑圧された内気ないじめられっ子として病的な表情を見せてたシシー・スペイセクと比べると、クロエ・グレース・モレッツはあまりにも健康的で可愛すぎるのが難点かな。でもちょうど役と一緒のティーンエージャーなので共感して演じてたでしょうね。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-11-10 19:37:08)
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