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《ネタバレ》 原作未読。日本の小説が天下のトム・クルーズ出演作で使われるって凄い時代になりましたねぇ。これからも続々と出るかもしれないな。 タイムループを何度も繰り返し、出来事を覚えることにより危険を回避し徐々に先に進んでいくという、TVゲームをしたコトのある人には受け入れやすい設定。アクション系の覚えゲーですね。こういう時間を扱ったSFモノは破綻する部分がありますが、コレは常に一本道で世界が進んでいて、ループするとそれまでの世界も消え、また同じ世界に戻るように見受けられるし、なかなか良く出来ていると思います。敵の生命体の『ギタイ』の希少種の設定が上手く生きているし、繰り返されるループも色々と試みていて、トラックに轢かれたり助けたヒロインにバッテリーを抜かれたりとバリエーションも豊富。カット割りが早くて演出や編集が上手いので飽きなかったですね。チャラくてヘタレだった主人公が、だんだんと歴戦の戦士のような面構えになっていくのも良いし、成長物語としても悪くない。多少納得いかない部分もありますが概ね満足。ただ、最後のリセット先でヒロインに近寄って笑顔で即エンドロールって流れはアッサリし過ぎなので、ミドルネームを言って、主人公の笑顔とヒロインの反応を交互に入れてくれた方がスッキリしたしグッとくると思うんだけどな。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-07-05 14:39:22)
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