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《ネタバレ》 「エイリアン」の前日譚である「プロメテウス」から10年後の話。謎の電波の発信源を調査するため未知の惑星に降り立ち不用意な行動で胞子を取り込み空気感染してたり新しい要素もあるものの「あー、エイリアンだね」という無難で先の読める展開が続く。その惑星で前作の生き残りアンドロイドのデヴィッドが罠を張っていたという流れだったけど、エイリアンの出生が創造主に憧れたアンドロイドによる実験と研究の成果の人造生命体だったってのは賛否両論あるだろうな。人知を超えた超生物であるエイリアンの神秘性が壊れた気がするし何でもかんでも前日譚を作れば良いってもんじゃないな、と。ネッシーや多くのUMAと同様にそっとしておいた方が良かったかもしれませんね。 そもそも「プロメテウス」の最後ではエンジニアの母星に向かっていたけどエンジニアとはだいぶ見た目が違っていた皆殺しにされた人たちを見ると今回の舞台は母星なのだろうか?エンジニアが作った種族の一つなのか?前作が失敗と考え軌道修正したのが今回なのかな?とか色々考えちゃいましたね。スペースジョッキーも出てないし「エイリアン」に繋ぐにはもう1本くらいは必要だけどどうなることやら。 生首が水たまりにプカプカと浮いてるカットを何度も入れたり、シャワー室でラブシーン中のカップルを殺害などベタなホラーのような演出が多くて安っぽくなった気がしますが雰囲気はSFホラーらしくて良かったです。「エイリアン」要素を修正して単独オリジナル作品だったら評価もだいぶ変わる気もします。
【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-09-16 21:36:33)
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