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《ネタバレ》 無茶苦茶な話です。スティーブン・スピルバーグには、ちょっと高度すぎた題材だったかもしれません。かといって、スティーブン・スピルバーグ以外に監督が担える人はいないような気もします・・・。スティーブン・スピルバーグも言っていますが、もしスタンリー・キューブリックが監督をしていたら、そのバージョンも見てみたいです。人間のエゴを非難している話ですが、私は人間にエゴがあって何が悪い!と思ってしまいます。我儘で欲深く、計画性に貧しく・・・その他諸々、ダメな部分があってこそ魅力的なのが人間ですから。逆にロボットに欲があると、気持ち悪く感じてしまいます(まぁこれが人間のエゴ的考えなのだろうけどw)。人間に生まれ変わって母に愛されたいと願い冒険するデイビッドを見てて、あまり感情移入できませんでした。文明が発達して、人間にとって都合の良い環境が次々と出来上がっていくのは至極当然で、その試行錯誤の途中段階で、愛を持つロボット、デイビッドのようなロボットが作られたのでしょう。ただ、スティーブン・スピルバーグ監督作品には、未来はこんな風になっているかもっていう想像の世界が見られるのが面白いです。2000年後の未来の様子が描かれていましたが、あれだけでも十分刺激的です。
【VNTS】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-10 18:59:07)
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