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10分間しか記憶を持つことができない男。その10分間の記憶をつなぎ止めるために大事なことは体にタトゥーで彫る。しかも、その男は自分の愛する妻を殺した男を探していた。10分間しかもたない記憶の中で男はどのようにして真犯人を見つけるのか。それとも見つけることができないのか。また男の周りの人たちは男が10分間しか記憶が持てないことを知り、嘘をつきまくる。ここ近年の映画の中でプロットにこれだけ魅力を感じた作品は少ない。映画の進行自体も時間をさかのぼるつくりのため、男と同じように自分自身が記憶喪失になったように感じる。はたして誰が嘘を言い、誰が真実を言っているのか。しかし、この映画は完全に見るものを選んでいる。真の結末をしって面白いと思うかつまらないと思うかは見る人次第だろう。途中にちりばめられた伏線に気付くかどうかも楽しみの一つであろう。難しい役をこなしたガイ・ピアースに拍手。点数はその人それぞれだと思うので一番影響の少ない7点
【take4】さん 7点(2003-09-29 20:56:15)
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