ソウ5 の まさかずきゅーぶりっく さんのクチコミ・感想

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ソウ5 の まさかずきゅーぶりっく さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ソウ5
製作国,カナダ
上映時間93分
劇場公開日 2008-11-28
ジャンルホラー,サスペンス,シリーズもの
レビュー情報
《ネタバレ》 このシリーズにはグロ描写だけではない、どんでん返しや意外な伏線をはじめとする脚本の妙がありますが、今回はさほどそれを感じませんでした。元々ここまでシリーズ化させるつもりもなかったと思いますし、どうしてもソウの世界観を壊さないように、無難に後付けしていってるという感がぬぐえません。

今回はラスト付近のどんでん返しも見抜くのが非常に簡単で、全く驚きはありませんでした。5作の中ではラストの驚きの少なさは「3作目」レベル、展開の浅さは「2作目」より下かなという感じがします。

妹への復讐の弱みを握られたホフマンが、一連のジグソウ事件でかなり「ソウ2」ゲームの時点では既に「共犯(not後継者)」であった事が分かり、犯罪者の再犯率に絡め、犯罪者リストをジグソウにリークしていた等、スッキリした部分もある反面、「ジグソウのゲームは更正の道を残す」といった部分で、過去のゲームを振り返って必ずしもそうだったかな?という疑問や混乱も残りました。また時系列もさらに脳内でグチャグチャになりました(ソウ5の5人のゲームと、ソウ1のオデブちゃんがワイヤーに絡むゲーム(車の中で室内の爆発の音が聞こえたけどあれは何・・・)は同時刻?関連性なし?)。

ストラム捜査官は、忠告どおりジグソウの死体の部分から先に行ったから死ぬだろうなというのも分かりましたし(タップ同様、事件に首を突っ込みすぎた罰で)、想像した通りに進んだという意味の肩透かしが大きかったです。もっとこのシリーズには驚きがほしいと願ってしまうのです。最後の箱のところでも、箱の中の方が安全だろうなと直ぐ分かりましたし(個人的にはあそこで真犯人は本当にストラムで、操られていただけのホフマンは死亡なら更にワクワクした)。

元の奥さんに遺した箱の中身、生死が確認できないその他の登場人物など、6作目ではさらにソウの世界は膨らむのでしょうが、この世界が完結する際は「あ、そういう事だったのか!そういう目的で行われていた壮大な計画だったのか!」というスッキリを求めてしまいます。大甘ですが5点。
まさかずきゅーぶりっくさん [映画館(字幕)] 5点(2008-11-29 12:24:59)
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投稿日付邦題コメント平均点
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