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《ネタバレ》 「いつのまにかどこかに行ってしまった大事なもの」
それはきつねさんによって集められ、きつねさんの世界はそうやって人間達にほったらかされたもの、ホッタラケで作られた世界なのでした。自分にもそんな風に無くしてしまったものがあったかな、そういえばあれはどこにやったっけ、と自分の思い出に想いを馳せるきっかけになる良いストーリーだと思いました。 テオによるときつね達はホッタラケのものを集めるばかりで、自分たちで何かを作ることはできないと言っていましたが、つぎはぎの材料でできた電車やバイクが出てきてその設定はもう既に破綻してましたよね。ラストは飛行機まで作ってるし。作れない、なんて設定なんでわざわざ作ったんでしょうね。 あと、ホッタラケの記憶が見られるホッタラケシアターはもっと見せてくれても良かった。例えば遥の両親のホッタラケにしたものがシアターに出る、とかもっと遥以外の人の記憶とかも見せてほしかった。面白いシアターだなと思ったのに、見せ場が少なくて残念でした。 自分の小さい頃に想いを馳せノスタルジーを感じることができたり、子供向けのアニメによくある物を大事にしようという教訓的な要素もあって、子供と一緒にも見られる良い映画だと思いました。私が上述したような気になる点は子どもなら気にしないかもしれませんね。そういう意味ではつまらない指摘をしたのかもしれません。今度子どもにも感想を聞いてみよう。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-10-14 18:49:28)(良:1票)
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