| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 夜の仕事に就く人たちがすべて汚れてるとか下だとか、私はそういうの結構どうでもいいタイプなんですが、実際そこで働いている人たち自身の意識としてそういう感情を持ちやすいのかもしれないとは思いました。職業に貴賎はない、とか偉そうなことは言いませんが、自分の仕事が合う人合わない人、そういう仕事に属する人と合う人合わない人がいて当然だろうなと思っています。
伊藤沙莉さんの一人語りから始まるこの映画。自分が全然縁がない世界の話だからか、終始ピンとは来ませんでした。登場人物それぞれの人生の捉え方やそのバックボーンをひたすら見ていきますが、カノウ、マヒル、シホ、チカ、ハギオなどなど、、、特に誰にもなんとも思わなかった。仕事や人に縛られる必要は無いし、いくらでも変えることはできるよねとか思ってる私のような人間からしてみたらなぜ彼女ら彼らがあの世界にこだわるのかの方が意味不明だった。特にカノウは、搾取されることに本気で愚痴りながら離れようと思えば離れられるのにその世界に居続けるとか、意味がわからない。もう少し、誰かの内面やストーリーに踏み込んだ話なら何か思うところができたかもしれません。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-10-02 08:58:13)
TANTO さんの 最近のクチコミ・感想
|