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《ネタバレ》 オープニングにパリの街並みが次々と映し出されるのはいいけど、映画としては異例の長さでして
「おや?」となるんですが、すぐに神経質で辛辣でごちゃごちゃした会話が始まる。 真夜中のパリでタイムスリップ、ロマンチックです。 1920年代のパリというと狂騒のパリ、アールデコ。モボ、モガなんていう言葉もこの時代ですよね。 よくは知らなくても名前は知ってる、ナニした人か知ってるというアーティストや作家がワンサカ出てきちゃって 作家はみんなパリに渡ったアメリカ人で、ウディ・アレンの憧れの時代なんだろうなというのがよくわかる。 エイドリアン・ブロディのダリと神経質そうなルイス・ブニュエルが良かったな。 自信満々にあれこれ解説するアメリカ人旅行客のことを「知識人ぶった男」と言うのは元スーパーモデルのカーラ・ブルーニなんですけど、この当時って大統領夫人だったんじゃ?フランスはこういうのOKなんですねぇ。 マリオン・コティヤールに初々しいレア・セドゥ、レイチェル・マクアダムスもキュートです。 アレンの女優選びは相変わらずソツがないですな、流石です。すごくたのしい映画でした、にやにやニタニタしながら観てた。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-04-13 18:15:44)(良:1票)
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