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《ネタバレ》 センチメンタルな映画だなと感じました。ベン・スティラーの映画は決して多くは観てないんですが、おセンチな部分て必ずあるように思います。ライフ誌の表紙に載るってことはステータスのひとつだったと思うし、それが廃刊になるっていうのは一部のアメリカ人には寂しいことだろうな。
ライフ誌でネガを管理してる妄想癖のあるウォルターが1枚のネガのために写真家を追い、世界へ飛び出す。 妄想からリアルへ、しかしどれもリアルとは言えないんですよね。映画ならではの世界旅行なんです。 ここがちょっとね、「ああ、映画の世界だな」なんです。 そして結局ネガはそこかいっていうオチなんだけど、これをどう捉えていいのか困ったところです。 25番のネガに誰が何が写っているのか、みかんケーキでだいたい見当ついちゃったんだけどね。 でもストーリーやスタンスは好きですよ、データ保存ではなく1枚のネガっていうのがなんかいい。 妄想癖のあるシャイなウォルターの表情とかベン・スティラーはやっぱり上手いですね、特に間が素晴らしい。絶妙だと思います。シャーリー・マクレーンはこれでもかってくらい控え目でこれもちょっと意外でした。 グリーンランドでカラオケで歌ってるのがヒューマン・リーグだったのがいちばん可笑しかったです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-02 15:02:55)(良:1票)
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