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《ネタバレ》 30年近く前の騒動がぶり返されたんですね、それで本作はアメリカでは公開されていないとか。
それはさておき、面白く観させていただきましたよ。もうアレン作品そのものでして主演男優もアレンそのもで今回はわりと女々しさが目立ってるかなと。 多彩なキャストの上に登場人物が映画監督に脚本家とか、やはりアレンなんですよね。そしてみんなじっとしてなくてあっちいったりこっちいったり。その間ほぼ雨なんですけど、なんといいますか土砂降り過ぎじゃないかとそれだけが気になってしまいました。ニューヨークの街並みはとても良かったんですけどね。 ティモシー・シャラメにエル・ファニング、セレーナ・ゴメスと若手を中心に持ってきているけど、音楽はかなり大人な選曲で映画館の音響効果もあり、ベースの音も心地よくうっとりと聞き惚れてしまいました。特に「ミスティ」がよかったなあ。 兄の婚約者の癖に笑ったし、アシュレーの身代わりとして実家へ連れて行くことがそこにたどり着くことになるとは。。。 やはり優れた脚本だなと思えるし、会話も楽しく洒落た言い回しにセリフは楽しくテンポも良いですね、ウディ・アレンの才能とキャリアも事実であり、それだけに残念だなあと思うのです。 御年84歳、新作は期待できるのかどうなのか微妙ですが意外としぶといかもね。 【envy】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-07-10 16:54:18)
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