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《ネタバレ》 善人顔で善人役のデンゼル・ワシントンが悪人、しかも悪人なりの愛嬌も共感もまったく感じない悪人を演じまして、アカデミー主演男優賞も受賞し、これ以降悪人役もこなす俳優になったという感じ。善も悪もこなしてこそだとは思います。
でもアロンゾの極悪非道振りを見せられただけで人物像としては浅いと感じる。 ジェイクが女の子を助け、身分証を拾ったことが伏線となって命拾いするっていうのも「よかった~~」とほっとしたけど、ちょっと都合よすぎだし、映画としてはそこまで面白くないです。あのデンゼル・ワシントンが最低の悪人になりましたっていう映画、結局善人が勝つという単純すぎる内容だし、ロシアンマフィアに脅されて大金が必要になって売人から盗むとか、凶暴なだけで主役としての魅力に欠けるのよ。 確かに1日の出来事にするにはかなり無理がありますね。 演技としてはイーサン・ホークの方が上だと思った、困惑の表情がよいです。過酷過ぎる訓練の一日でした。 トム・ベレンジャーがなんであんなチョイ役なのか、私がいちばん困惑したところです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-12 15:02:58)
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