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《ネタバレ》 いいね~こういう映画、原作とは異なる部分はあっても実話ベースであることが大きいのよ。
そしてこの時代、アメリカのこの時代ものって無敵だと思います。 ノスタルジックでセンチメンタルで頑固オヤジがいる。友情、家族愛、葛藤、悲劇、希望、清々しさ、余韻、全部揃ってまして最高です。いくつになってもいつ観ても和みます。なんで今まで観てなかったんだろ? 炭鉱が全ての父親と自分の夢を追う次男坊「リトル・ダンサー」もそうでしたね。炭鉱という産業が衰退していき、いずれ無くなる、情熱はあっても将来に希望が持てるものではないってとこが切ない。大人はみんなそれがわかっているんだと思う。 事故や健康被害が常にあるわけで、良き協力者ビコフスキーさんは故郷の東欧に仕送りしている家族がいたのよね、胸が痛みました。友人3人も翳りの部分があるけどいいヤツらだ、父親に代わって炭鉱で働くホーマー、みんな健気で泣ける。 古き良き時代のアメリカ、担任の先生が夢を応援して生徒にミサイル関係の本をプレゼントしても問題にならない時代。 人との関わりがとても心地よい映画でした。 そしてやはりクリス・クーパーに頑固オヤジを演じさせたら無敵なのです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2020-12-16 15:00:24)
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