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まず長さね。面白い映画の条件のひとつに実際長くても長さを感じないというのがあって、その点で「まだ終わらんのか?」と長さを感じさせたことがマイナスだと思う。サスペンス仕立てにするなら特に長いと感じさせちゃアカンでしょ。そしてメグ・ライアン、はっきりいって演技で勝負できる女優じゃないです。フラフラダラダラとした動作にイライラして思わずジュリエット・ルイスを思い出してしまった。「頼むから少しじーっとしててくれ!」て感じ。全体を覆う湿り気といつもブラのカタヒモがでている主人公、顔を見ればメグ・ライアン。心地よい不潔さじゃないのよ。それまでの彼女へのイメージが観る側に刷り込まれてしまっているのも原因か、これはかなりのマイナスです。ジェニファー・ジェイソン・リーはあの雰囲気によく馴染んでたけど。映画としては、何に焦点を当てているのかよくわかりませんでした。殺人事件の絡ませ方が上手くないんですね、たぶん。酸いも甘いもかみ分けた中年のセックスシーンは退廃的でまあ、よかったんじゃないでしょうかね。不可解なことはですね、ケヴィン・ベーコンの存在理由とラスト、あの状態で家に帰り着いたメグです。歩いて帰ったのか??そして「ケセラセラ」もとってつけたような選曲で合ってないような気がした。成るように成るって・・・・ねぇ。
【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-05 14:40:13)
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