スリーピー・ホロウ の 夢の中 さんのクチコミ・感想

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スリーピー・ホロウ の 夢の中 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 スリーピー・ホロウ
製作国
上映時間105分
劇場公開日 2000-02-26
ジャンルホラー,サスペンス,ミステリー,刑事もの,小説の映画化,オカルト映画
レビュー情報
ティム・バートン色満載の世界。ギミックやディティールの視覚的デザインセンスは流石としか言いようがないが、いかんせん、脚本、なんじゃこりゃーーーーーっ!!!!ストーリーが酷いのではない。脚本家の根本的能力が血反吐ものなのである。あまりに酷いので調べてみたら、アンドリュー・ケビン・ウォーカーときたもんだ!勘弁してくれよー!ケビン・ウォーカーは「ゲーム」や「セブン」を手がけている脚本家。多忙な監督というのは往々にして、描きたい物語の流れを自分で決めて、後の細かいつじつま合わせ等の詰めの作業を脚本家に任せる。私はこのケビン・ウォーカーをクリエイターではなく作業屋だろうと踏んでいる。冒頭からイヤな予感がした。セリフで説明し過ぎる意味のない設定。検死官のジョニデが先端技術信仰者で同僚の鼻つまみ者である設定は今後のストーリを左右しない。先見の銘はあれど有能かどうかさっぱりわからない。母親が狂信的な父親によって殺されたというショッキングな過去を持ち、それゆえに技術信仰者になったという設定になっているのだが、コレもやはり設置を追うだけで物語に緊張感も起伏も与えない。ケビン・ウォーカーの脚本の「セブン」や「ゲーム」でもそうだった。同じテンションがずっと続き、設定をひたすら追っているだけなのである。たとえば、タランティーノの「レザボアドッグス」ではプロット毎に緊張感とカタルシスを与えて、次のプロットを展開していく。ケビン・ウォーカーにその鋭いばかりの知性は感じない。いわゆる、ストーリーテーラーではないのである。大監督が脚本家に細部を任せる限り、こういった代筆的脚本家は名を馳せていくのだが、確実に映画はつまらなくなっていく嫌いがある。今回がティムバートンの作品だったのが非常に残念でならない。でも、まあ、バートンには結構ある傾向かな。物語のカタルシスを得るプロセスは人それぞれだが、私がこの作品を今ひとつに感じる理由はコレだなーーー。
夢の中さん 6点(2004-02-01 20:25:21)
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投稿日付邦題コメント平均点
2008-04-13フライトプラン4レビュー5.03点
2008-01-17パンズ・ラビリンス8レビュー6.95点
2007-01-15プラダを着た悪魔8レビュー6.69点
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2005-10-04Mr.&Mrs. スミス7レビュー5.99点
2005-09-18ニュー・シネマ・パラダイス8レビュー8.38点
2005-09-16チャーリーとチョコレート工場9レビュー6.50点
2004-07-31下妻物語8レビュー7.33点
2004-07-31コール3レビュー4.86点
2004-07-31リベリオン9レビュー6.39点
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