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レビュー情報
人間は何歳になっても成長できる、という非常にシンプルかつポジティブなメッセージで観る人を暖かい気持ちにさせる。当時80歳、カクシャクとした未亡人を演じたジェシカ・タンディの遅咲きすぎる個性が一気に花開いた作品。人種差別問題を扱いながらも、暑苦しさを感じさせないストーリー運びは見事。それにしても当時50代に差し掛かったばかりのモーガン・フリーマンの老け役は目を見張るモノがある。こちらも大きく注目を浴びることのないままコツコツ芸を磨いて来た苦労人。二人の玄人の手堅く控えめな演技が、物語の放つメッセージに確かな裏づけを与えている。
【anemone】さん 8点(2003-11-29 22:54:33)
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