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藤子先生が1996年に亡くなったため、映画では原作者抜きとなる初作品。藤子先生も安心して天国に行けたであろう作品に仕上がるはずが、どこをどう間違ったのかとんでもない駄作に仕上がっている。これでは地縛霊となってしまうではないか…。とにかくしょぼい。あまりにも内容がしょぼすぎる。人工のぬいぐるみが、駄作ドラ映画のお約束「自然愛護」を語ったところで説得力は、もはや皆無だ…。てか、あきらかにテーマずれてるだろ。しかも、悪役が人間の悪党。べらぼうに狭い…狭すぎる。犯罪者という肩書きだけの人間が、秘密道具を使う闘い慣れした奴らに勝てるわけないだろ。まあ、そんなこんなで話は進み、なぞの金色の親父の正体が明らかになる…と思いきや自分は神とか地球を作ったとか、いきなり言い出す…いや、ほざく。無理に藤子ワールドを組み込もうとした製作者の意図が丸見え。そうこうしない内にあっけなく、ふざけた格好で宇宙空間にばいばい…。いったい何がしたかったんだ?と困惑の色を隠せない。完全な蛇足。あんな無茶な展開で「自然愛護」や「人間のエゴ」を叩き売りしてくるほうが、よっぽどエg…(おっと失言)だと思う。とか考えてる内に、いつの間にか悪役は退治されていた。え~と…結論。この題材にするからには「クローン」を本当のテーマにするべきでは?と刹那に思います。もう「自然愛護」はうんざりです。てか製作者のほうこそ、もっと「ドラ映画愛護」してくれ。
【(*´▽`*)ゎぃ】さん 3点(2004-01-19 20:08:41)
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