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《ネタバレ》 正直、これだけ世界に対する情報がネット媒介によって
世間一般に知られる世の中となると、もはやオカルト的要素を含んだ 神秘的事象にはネタが尽きているのだと思う。 例えネットがウソ八百で万三つな情報で垂れ流されているとしても いまさらロズウェルやクリスタルスカルの様なオーパーツの存在なぞ 信じている人間や不思議と思う人間は恐らく少ないだろう。 1作目のアーク【聖柩】しかり2作目のサンカラストーンしかり 3作目のキリストの聖杯しかりオカルトめいたお宝が この世のどこかに未だに存在しその発見に価値観を見出す考古学者が 世界中に居るとしても凡そ信じる一般人は少ないのではないか? 本作もその例に洩れずネタが古い=尽きてると言わざるを得ない。 このネタが尽きてしまっている状況は未だに年1回のペースで粗製濫造されている ルパン三世と同じ立場であると思ってしまった。 もはや秘宝や神秘に満ち溢れるお宝=ネタなぞこの世界には枯渇してしまっている。 また映像技術の日進月歩、いや秒進分歩によりあり得ないウソなネタを映像化し 映画として見せる事はスピルバーグやルーカス御大の力を借りずとも この程度の作品は出来てしまっているのが現状だ。 その様な状況の中で映画界の御大である2人の監督作品が 如何に他の作品と一線を画せる作品となり得るかどうかという所を焦点として 今回の映画に臨んだ訳であるが・・・ やはり彼の2人も人の子だと言う事が良く分かってしまった。 映画を見終わって残念という観念よりもお疲れ様という言葉しか浮ばなかった。 主演であるハリソンも含めて。 【sting★IGGY】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-06-14 20:56:59)
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