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誘拐されたものが逆に誘拐犯を操る。これまでにもなかったパターンではないが、その老婆の真意がわかると心地よい感動が広がってくる。映画版では北林谷栄の好演が光っている。岡本喜八演出も少々テンポが間延びしている部分があるものの概ね快調。惜しむらくは、犯人グループ3人の演技の拙さ。特に風間トオルは本作で役者として認知されていたが、以前よりはマシという程度でまだまだ観ていられるレベルではないのが残念。
【恭人】さん 7点(2003-12-07 17:02:39)
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