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レビュー情報
ジョディ・フォスター×マイケル・アプテッドの『愛は霧のかなたに』のコンビ作。またまた動物を通して人間の不純さを訴える作品だが、その動物が人間(狼少女、いや狼おばさん)に替わっている分、少々問題も大きくなっている。またもや人間の不純さを描きたいがために、ネルの純粋さを強調しすぎているように思える。いい加減、ピュアな偶像を持ち出すことの愚かさに気づいてもらいたい。なぜなら、ピュアを強調することは対象に(ここではネル)人間性を認めていないことなのだから。人間が出せる本当のピュアさとは、内包するエゴをどう処理できるかにかかっているのではないだろうか?
【恭人】さん 4点(2004-01-27 19:03:41)
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