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《ネタバレ》 原作を読んでから映画を見ました。原作も見出しの割には全く感動しませんでしかたが、映画を見て改めて駄作だと確信しました。読んでるだけの想像では、もうちょっと威厳のある父親のイメージでしたが、小日向の小物振りで正しい人物像を認識する事が出来ました。実社会でも年に一度くらい遭遇します。背伸びした結婚で勘違いしてる旦那が。テメーだけで納得して決断してるけど、結局は戦う事が出来ないノビタくんタイプ。デキスギくんスマートさも、ジャイアンの勇気も持ってないから、シズカちゃんを幸せに出来るはずなどない。長男も同じようですよね。確認はするけど、戦ってるのはハルだけ。父親と長男の言動にはたびたびヘドが出る思いで見てました。結論として身の程知らずの恋など、余程の覚悟が無ければ成就出来ないし、相手も家族も不幸にしてしまうと言う事。まあ、作者も監督も、そんな意図は全く無くて、感動の家族愛とかで作ったつもりなんだろうけど、伊坂さんは長編で重いテーマはハッキリって向かないと思う。現時点ではその程度の力量だと言う事。
【♯34】さん [DVD(邦画)] 2点(2015-02-20 01:26:41)
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