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《ネタバレ》 誰もが、希望を連想する不可侵な存在である「天使」に、アメリカで差別の筆頭にある「黒人」の大男を当てはめ、幼女暴行事件に放り込んだこの映画。冒頭から送り手が観客を誘導したい方向がわかりやすく、それにのっかって最後まで観ていくと、驚くほどステロタイプな悲哀と感動を押し付けられてしまう。
サイコ野郎を完全悪としか捉えられないなら、コービーの心にもまた闇が存在するといえるだろう。 中盤の看守たちの生活は面白かった。いっそあのノリで牢獄を舞台にした群像劇にしてくれたらよかった。 【337】さん 4点(2003-11-29 07:33:00)
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