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《ネタバレ》 この映画を観る動機ってゾルゲのはず。「スパイ・ゾルゲ」っていう響きにそそられて観始めたはずなのに、観終わっても彼に対してほとんど思い入れを抱かない。そういう期待ハズレの映画。違う興味で観たのならまた違ってくるのかもしれないけどね。結局、ゾルゲがメインじゃないのです。最後にイマジンとか東西ドイツ崩壊とか出てきて唖然、そしてそういう映画だったのかと気付く。ゾルゲが観たら泣くね。「オレ関係ないやん」て。そういう中身のズレに加えて作りのズレも気になる。明らかなオーバーキャスト。この人を出すのならこの人も・・・それだと役が足りないからこのエピソードを入れて・・・裏側に様々な力と思惑を感じずにはいられない。監督の最後の花道の尻馬にいろんな人が乗ろうとしてグダグダになった不幸な映画に合掌。
【まこと】さん 3点(2004-11-07 21:06:40)
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