男はつらいよ 寅次郎紙風船 の 3737 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > オ行
 > 男はつらいよ 寅次郎紙風船
 > 3737さんのレビュー
男はつらいよ 寅次郎紙風船 の 3737 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男はつらいよ 寅次郎紙風船
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1981-12-28
ジャンルドラマ,コメディ,シリーズもの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 【岸本加代子の愛子篇。でも今回のマドンナは音無美紀子さん。】 

序盤から勢いよく放たれた岸本加代子がその後のじんめりした展開に強弱を付ける為の良い存在になっていたかと思います。相部屋を認めてあげたのに部屋に入ってくるなりいきなり吠えまくった粋のよい小娘と、その小娘にビビること無く全く動じることも無く 返す言葉一つでその小娘を手の内に入れてしまった寅次郎はさすが人生経験豊富なオッサンだなと思えた さすが口の達人、小娘なんかに負けせんぞと。とにかく出会いのシーンが可笑しかった。とらやで愛子と兄貴の叫び合いも可笑しかった。岸本加代子の出演パートが笑いの部分を一手に引き受けていた形になっていたかと思います。面白いサブマドンナでした。

そして音無美紀子さん、とらやの食卓にてまさかタバコに火をつけ突然すぎたキャラ崩壊。ただこの場面は亡くなった夫に対する恨み辛みを露呈した場面、その事によって元夫と同業の寅次郎をこのままずっと慕う事ができるのか否か怪しくなってきた場面なんですが、その事により、最後、正直、光枝さん側の気持ちは分かりませんでした。脚本側に煙に巻かれて終わってしまった二人の関係、これはまた次の恋を探させる為の試練なんだと思いましょう 仕方がない別れだったと思います。 

その他、どうでもよいコトといたしましては、さくらは前回乗ってたスクーターをやめてまたタッタタラリラ自転車通勤に戻りました。満男は寅オジサンに毒を放つようになりました。ヒロシは顔がおむすびみたくなってきました。岸本加代子はこの時21歳でした。御前様はこの時77歳でした。谷よしのさんはこの時64歳でした 今回台詞たっぷり旅館沖吉の仲居役でした。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-05-07 20:36:02)(良:1票)
3737 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-01-14昭和鉄風伝 日本海7レビュー6.00点
2023-10-23ハロウィン(2018)3レビュー5.23点
2023-10-22ジョーズ33レビュー2.77点
2023-01-21劇場版 ルパンの娘3レビュー3.00点
2022-11-14グロテスク(2008)5レビュー4.00点
2022-11-13岬の兄妹7レビュー6.12点
2022-11-12さがす8レビュー7.35点
2022-10-05ブッシュウィック 武装都市7レビュー5.00点
2022-10-02刑事物語5 やまびこの詩3レビュー5.08点
2022-09-27ウィリーズ・ワンダーランド7レビュー7.18点
男はつらいよ 寅次郎紙風船のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS