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《ネタバレ》 1954年オリジナルのものに別撮りした米記者をフィルム上に混ぜ込ませた改造米国版が存在する事は知っていました。そしてゴジラを抹殺した後のフィナーレが日本版の水爆実験への警鐘で終わる事に対し、米国版ではゴジラは死んだ万々歳という形で終わるという ゴジラ映画の見方と捉え方をかなり履き違えた作品になっている ということも知っていました。ただ、そうは言っても、米記者挿入は所々軽く挿入されている程度なんだろうと思っていましたし、さほど気にもならないほどのもんだろなって思っていましたが、ところがどうして米記者予想以上にジャンジャン出てくる 新たな出演者もゾロゾロ出てくる しかも、編集いじくり回して回してまるで別映画のような形に仕上げられてましたね 驚いた。しかも、どんだけカットしたのか上映時間が増えるどころか逆に短くなってるし。 ただ、私個人的にはこの出来、嫌いじゃないです むしろ好き。オリジナル版とは見方を変えたドキュメンタリー風に編集されている事が観ていて飽きさせないのです。自分はあえてオリジナル版の後に続けて鑑賞してみたのですが、とにかく編集の上手さに呆れかえってしまった(良い意味で。) それにこの改造版があってこその米国人の視聴率増加、ゴジラ人気の継続である事を感がえたならば これはすごく存在価値の高い貴重なフィルムであったのではないか なんて思います。
【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-25 22:51:06)
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